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「3バックが機能」。サウサンプトン、指揮官納得の快勝。吉田もフル出場で及第点

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Getty Images

「3バックが機能」。サウサンプトン、指揮官納得の快勝。吉田もフル出場で及第点
2試合連続で出場した吉田麻也【Getty Images】

 26日に行われたプレミアリーグ第18節で、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンは敵地でクリスタルパレスを3-1で破った。2試合連続で出場した吉田は、前節のエヴァートン戦に続いて3-5-2の左DFで先発し、フル出場。

 チームの2連勝に貢献し、リーグ4位に浮上した。主将のポルトガル代表DFジョゼ・フォンテは累積警告で欠場となり、代わりにルーマニア代表DFフロリン・ガルドシュが先発した。

 吉田の現地評価点は以下の通り―

スカイスポーツ(テレビ局)=6点(平均点)

メール(全国大衆紙)=7点(及第点)

 サウサンプトン、ロナルド・クーマン監督―

「いい形で試合に入れたと思うし、3バックは非常に上手く機能していた。我々は相手のロングボールにも上手く対応し、いい守備を見せた。それが今日の勝因だった。いいパフォーマンスだったし、2連勝で調子を取り戻した。

 我々は4位争いをしたいだけに、敵地での勝ち点3は重要だ。我々は質の高さを保ったまま選手を変える事ができる。今後の3連戦は厳しい挑戦になるが、今回の勝利で余裕を持って臨める。

 どのチームにとってもチェルシー戦は大きなテストになるし、彼らはプレミアリーグで最強のチームだが、我々は自分たちの力を信じているし、いい試合になるだろう」

 サウサンプトンは中1日で28日にホームで首位チェルシーと対戦し、リーグ戦ではその後も1月1日にホームでアーセナル、同11日に敵地でマンチェスター・ユナイテッドと、強豪との連戦が続く。

 なお、サウサンプトンの公式サイトによると、吉田は1月1日のアーセナル戦まで帯同し、アジアカップに臨む日本代表にはオーストラリア合宿から遅れて合流する見込み。

【了】

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