リバプール退団が決まったスティーブン・ジェラード【写真：Getty Images】
ついにこの時がやってきてしまった――。リバプールは2日、18年間レッズ一筋でプレーしてきたスティーブン・ジェラードが今季限りでクラブを去ることを発表した。
新天地は決まっていないとされているが、リバプールと競合する英国内のクラブには移籍しないことが明らかにされている。
この時期に退団を発表したことについてジェラードは「監督やチームが自分の将来に関する憶測に気を取られないようにするため」とクラブ公式HPで説明。
さらに、「リバプールFCは僕たちの生活の中で巨大な一部で、さよならを言うのは難しい。だけど、僕は（退団が）僕の家族やクラブも含めて、関係するすべてにとって最善の選択だと感じた」と愛するクラブが前に進むための決断であることを語った。
そして、「ここは僕にとって特別な場所。どんなことでもクラブを助けられる最高の形で再びリバプールに戻ってきたい、それが僕の正直な願いだ」とクラブへの愛着を表している。
リバプールの歴史を作ってきたレジェンドは「僕からの最後のメッセージは、リバプールFCが世界で最も偉大なクラブで、最も素晴らしいサポーターたちがいるということだ」とファンへの感謝を述べ、「選手として、キャプテンとしてプレーできたことは名誉だった。毎秒を大切にして、最後のシーズンをリバプールのキャリアで最高のものにしたいと切に願っている」と締めくくった。
8歳からリバプールで過ごし、トップチームでの17シーズンで公式戦695試合出場180得点。10個のトロフィー獲得に貢献し、歴史に名を刻んだ「背番号8」。MLSへの移籍が濃厚とも報じられているが、来季はどこでその雄姿を見られるのだろうか。
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