アーセナルが獲得を狙うイスコ【写真：Getty Images】
レアル・マドリーMF、イスコ（22）にアーセナル加入の噂が浮上したと、複数の英メディアが報じている。
7日付のイギリス紙『デイリー・ミラー』によると、アーセナルは6400万ポンド(約115億円)という莫大な移籍金でイスコ獲得を目指しているという。
1992年生まれのイスコは、マラガからレアル・マドリーに移籍して今季が2年目。バイタルエリアで敵の虚を つく崩しのプレーが魅力のスペインの至宝は、カルロ・アンチェロッティ監督から大きな信頼を寄せられている。だがMFハメス・ロドリゲスら相次ぐワールド クラスの加入が続いた事により、イスコ退団の噂は絶えず報じられている。
さらに8日付のフランス紙『レキップ』の記事は、ここの数日移籍の可能性が取り沙汰されていたサンテティエンヌのフランス代表DFロイク・ペラン（29）から、ビジャレアルのブラジル人DFガブリエル・パウリスタ（24）へターゲットを変更したと伝えている。
ガブリエルは今季リーグ戦で16試合に先発出場し、水曜日に 行われたコパ・デル・レイ5回戦（ベスト16）レアル・ソシエダとの第1戦でも90分間出場。チームのキープレーヤーとして不動の地位を築いている。しか し代表経験がなく、このままでは英国での就労ビザが取得することが出来ないため、アーセン・ベンゲル監督も慎重な姿勢を貫いているという。
アーセナルは2013年にレアル・マドリーからMFメスト・エジル、14年にはバルセロナからFWアレキシス・サンチェスを獲得するなど、近年の移籍市場 では優秀なアタッカーに大金を積んできた。しかし、補強ポイントである守備的プレーヤーへの投資にはまだまだ二の足を踏む癖がある。移籍期間最終日までに アーセナルのユニホームに袖を通すDFは果たしているのだろうか。
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