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サウサンプトンがアウェイでマンU撃破。タディッチ決勝点で3位浮上

text by 編集部 photo by Getty Images

サウサンプトンがアウェイでマンU撃破。タディッチ決勝点で3位浮上
決勝ゴールを決めて喜ぶタディッチ【写真:Getty Images】【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第21節が現地時間11日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはホームでサウサンプトンと対戦して0-1で敗戦を喫した。

 ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は長期離脱から復帰したブリントを3バックの左に配置。前線ではディ・マリアがファン・ペルシと2トップを組み、ルーニー、キャリック、マタで中盤を構成する攻撃的な布陣を敷いてスタートした。

 しかし、ユナイテッドはサウサンプトンのコンパクトな守備の前に中々いい形で前線にボールを運ぶことができない。

 サウサンプトンは21分にCBのアルデルワイレルトが負傷で、ガルドスと交代するアクシデントに見舞われたが、ワニャマ、シュネデルランというボランチコンビを中心とした堅い守備で、ユナイテッドの豪華な攻撃陣に自由を与えない。

 前半終了間際にマタがGKと1対1になる場面もオフサイド。結局互いに決定機と呼べるようなシーンはないまま後半へ。
 
 圧倒的にボールを支配するのはユナイテッドだったが、先制はアウェイのサウサンプトンだった。

 69分、ロングボールからパス交換で抜けだしたペッレが右足でシュート。一度はポストに弾かれたものの、こぼれ球を途中出場のタディッチが押し込んだ。

 0-1とビハインドを負ったユナイテッド。78分にはブリントのクロスをフォースターが何とかかき出したボールがマタの足下へ。利き足ではない右足のシュートは惜しくもゴール左へ。

 79分、84分にも連続してマタがゴールに迫るも肝心のゴールには繋がらなかった。フェライニを投入し、ロングボールでのパワープレーも最後まで封じられてしまった。

 サウサンプトンが5分間のアディショナルタイムもきっちりと守りきって試合終了。

 ユナイテッドは本拠地オールド・トラフォードでプレミアリーグ通算14勝2分けと負けなしだったサウサンプトン相手に敗れてしまった。

 これにより、サウサンプトンがユナイテッドを抜いて3位浮上。ユナイテッドはリーグ戦で3試合連続3ポイントを逃す結果となった。

【了】

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