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シメオネ、レアル撃破のチームを称賛「世界最強を相手にしていた」

text by 編集部 photo by Getty Images

シメオネ、レアル撃破のチームを称賛「世界最強を相手にしていた」
ディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】

 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のベスト16・2ndレグが現地時間15日に行われ、アトレティコ・マドリーはアウェイでレアル・マドリーと対戦して2-2で引き分けた。

この結果、2戦合計4-2としたアトレティコが準々決勝進出を決めている。

 アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は試合後の記者会見で「賢い試合をした。スピードのある我々のFWたちを生かしてチャンスをものにする必要があった」とダービーを振り返る。

 前半早々に先制して以降、攻める姿勢が見られなかったことについて問われると「チャンピオンズリーグ(CL)と世界王者、世界最強のチームを相手にしていたからね」とチームの戦いぶりを称賛し、対戦相手によって戦術を変える必要があると述べた。

 スペイン国内ではアトレティコがマドリーの弱点を知っているとも言われているが、シメオネ監督は「まさかそんなことはない。我々はCL優勝が義務付けられている2チームを抑えてリーガ制覇を成し遂げたが、一瞬たりともそのようなことは考えられない」と否定。

 また、自身の起用に応えて2得点を挙げたフェルナンド・トーレスに関しては「今日のような試合で力を発揮してくれる。疑う輩もいたが、いまのところはよくやってくれているし、サポーターも満足している」と元主将の姿勢を絶賛した。

 準々決勝ではバルセロナと対戦するアトレティコだが、シメオネ監督は「私は敗退のリスクを考えるより前に出るべきと常に教えられてきた。他のやり方は知らない」と、主力を温存せず全力でぶつかることを宣言した。

【了】

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