3連勝を飾った韓国【写真：Getty Images】
アジアカップ、グループA最終戦のオーストラリア対韓国は、韓国が1-0で開催国を下し、見事に3連勝を飾った。この結果を受け、韓国メディアは代表チームに賛辞を送っている。
韓国で最も評判のいいコラムニストの一人、ソ・ホジュン氏もオーストラリア戦には大満足のようだ。
ソ氏は「グループを首位で通過したのが何よりも良かった」と、グループAを無敗で突破した点を高く評価した。「これで、準決勝では日本や中国のような強豪と対戦しなくて済む」と、語っている。
選手個人で言えば、国内でもオーストラリア戦で決勝点を挙げたイ・ジョンヒョプ、そして好セーブを披露したGKのキム・ジンヒョンにスポットライトが当たっているようだ。
韓国メディア『NESW 1 Sports』のライター、イム・ソンイルはこの2人を起用したシュティーリケ監督について「監督の“ショッキング”な選出だったが、キム・ジンションとイ・ジョンヒョプは素晴らしいパフォーマンスだった」と評価している。
好調の韓国代表とはいえ、ネガティブな要素がないわけではない。
『FourFourTwo』の記者、ユン・ジンマン氏は「決勝トーナメント進出は満足の行く結果だが、賞賛するにはまだ早い」と辛口なコメント。特に「守備が不安定だった」と、オーストラリア戦は0で抑えたものの、未だディフェンス面に改善点があると分析しているようだ。
そのほか、Jリーグでもプレー経験のある元同国代表アン・ジョンファン氏は韓国メディア『Ilgan Sports』の中で、韓国代表が今大会ですでに23人の登録メンバーのうち22人を起用している点を指摘。
シュティーリケ監督は今大会までに、選手を見極める十分な時間がなく、固定したスターティングメンバーで戦えていないことに懸念を示している。
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