審判への抗議で退席処分となったフィリッポ・インザーギ監督【写真：Getty Images】
【ミラン0-1アタランタ セリエA第19節】
イタリア・セリエA第19節が行なわれ、ミランはホームでアタランタと対戦した。
ミランはコッパ・イタリアのサッスオーロ戦に続いてアレッシオ・チェルチとステファン・エル・シャーラウィが先発出場。一方のアタランタは新加入のマウリシオ・ピニージャがスタメンに名を連ねた。
両チームのスターティングメンバーは以下。
ミラン（4-3-3）
GK：ディエゴ・ロペス
DF：イグナツィオ・アバーテ、アディル・ラミ、フィリップ・メクセス、ダニエレ・ボネーラ
MF：リッカルド・モントリーボ、ナイジェル・デヨング、ジャコモ・ボナベントゥーラ
FW：アレッシオ・チェルチ、ジェレミー・メネズ、ステファン・エル・シャーラウィ
アタランタ（4-4-2）
GK：マルコ・スポルティエッロ
DF：ヨアン・ベナルアン、グリエルモ・ステンダルド、ジュゼッペ・ビアーバ、クリスティアーノ・デル・グロッソ
MF：ダビデ・ザッパコスタ、カルロス・カルモナ、ルカ・チガリーニ、マキシミリアーノ・モラレス
FW：ヘルマン・デニス、マウリシオ・ピニージャ
序盤はアタランタペース。12分には左サイドから崩し、最後はベナルアンがミドルシュート。前線からのプレッシングによりミランにペースを作らせない。
続く17分にもアタランタにビックチャンス。ラミが後方でボールを奪われると、カウンターからデニスがシュート。シュートは惜しくもクロスバーに阻まれる。
33分、ついにアタランタが先制する。メネズのパスミスからモラレスがボールを運ぶと最後はデニスにスルーパス。これを冷静に右脚で振りぬきアタランタが先制した。
36分、ミランがアクシデントに見舞われる。ボネーラが負傷により交代。パブロ・アルメロが代わって投入される。
ハーフタイム、たまらずミランのフィリッポ・インザーギ監督は修正を加える。チェルチに替えてジャンパオロ・パッツィーニを投入。メネズをトップ下に下ろし4-2-3-1へと変更する。
それでも、ミランは思うように攻撃が組み立てられない。80分にはインザーギ監督がピッチ外に出たボールを蹴り返し、これが抗議とみなされ退場となってしまう。結局このまま1-0で試合は終了。ミランはホームで手痛い敗戦となった。
この結果ミランは暫定8位を維持。一方のアタランタは15位に浮上した。
【了】
