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前半戦無敗も気を抜かないリベリ「三冠は獲りたいが、昨季を忘れてはいけない」

text by 編集部 photo by Getty Images

リベリ、バロンドールは「ノイアーかロッベンが相応しい」。自身は13年に受賞逃すも「もう意味はない」

後半戦に向けて気を引き締めるMFフランク・リベリ【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンのMFフランク・リベリは、19日のドイツ紙『ビルド+』のインタビューで後半戦に向けての意気込みを語った。

 カタールでの合宿を終え、ミュンヘンに戻ったリベリは「昨年よりもずっといい」と、手ごたえを感じ、ブンデスリーガだけでなく、チャンピオンズリーグ(CL)に向けても良い準備が出来ていると明かした。

 一昨シーズンに三冠を経験したリベリ。昨季はCLの準決勝で惜しくもレアル・マドリーに敗れ、2季連続の三冠を逃している。三冠については「もちろん三冠は獲りたい。あの素晴らしい感動は忘れられないよ。現役の間にもう一度味わいたいね」と、思いを馳せた。

 そして「今はそのクオリティーを個人個人が持っている」と、チーム力にも満足している様子。

 しかし「昨季を忘れてはいけない」と、史上最速でリーグを制覇しながらもCLの準決勝で敗れたことを挙げ「リズムがおかしかった」と、CLでの敗退を振り返った。

 それでも、「あの敗戦が我々を強くした。もう同じことは繰り返さない」と、気を引き締めている。

 リーグについても圧倒的強さで首位を独走しているが「対戦相手は常に我々には全力で向かってくる。一瞬でも気を抜いたらやられる。集中して臨まなければいけない」と、死角はない。

 昨季三冠を逃したことによりさらに強さを増したバイエルン。唯一逃したCLの決勝は”ホームのベルリン”だけに、より一層気合を入れてくるに違いない。

 【了】

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