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韓国指揮官、守護神の活躍に「とても満足」。パク・チュホは55年ぶり制覇へ「まず明日の試合に集中」

text by 編集部 photo by Getty Images

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韓国のウリ・シュティーリケ監督【写真:Getty Images】

 アジア杯を戦う韓国代表は25日、準決勝イラク戦に向けた前日会見を開いた。会見には、ウリ・シュティーリケ監督とDFパク・チュホが出席した。

 優勝候補と言われた日本やイランが敗れたことに関して指揮官は「サッカーはサプライズな部分が大きい。大会前のランキングではイランが1位、日本が2位、韓国が3位、そしてウズベキスタンが4位だった。トップ4の中で韓国しか残ってない。しかし(全豪オープンを見ると)ロジャー・フェデラー選手は既に敗退しました。サプライズを回避するように頑張らなければいけない」と、テニスを引き合いに出して話した。

 同席したパクは「イラクが準決勝まで進むと期待した人は少なかった。しかし、本命がいつも勝利するわけではないし、イラクをリスペクトするべき。選手全員が準備しないといけない」と、気を引き締めた。

 今大会、スーパーセーブを連発しているGKキム・ジンヒョンについてシュティーリケ監督は「彼のパフォーマンスにとても満足している」と評価し、「彼は良い仕事をしていて、次の2試合も続けて欲しい」と期待した。

 さらに「彼のようなバランスを持つ韓国のGKはいないかもしれない。安定した守備は我々にとって非常に大事。今までたくさんの1-0や2-0の結果があったが、その成功のベースは守備陣やゴールキーパーにある」と称賛した。

 韓国は第2回大会以来の優勝を狙う。パクは「長い間優勝していないことはモチベーションになる。今大会は優勝のチャンス」と意気込む。それでも「まだ『優勝』の話はできない。(韓国では)たくさんの方が55年ぶりの優勝を望んでいるけれど、我々はまず明日の試合に集中しないといけない」と一戦必勝を誓った。

【了】

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