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マンU、ナニの売却を望むも高額なサラリーがネックか

text by 編集部 photo by Getty Images

マンU、ナニの売却を望むも高額なサラリーがネックか
今季はS・リスボンでプレーしているナニ【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドは現在スポルティング・リスボンでプレーするポルトガル代表のMFナニについて、来夏に完全移籍で放出する意向だと27日、『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。

 ナニはユナイテッドと3年半の契約を残しているが、今季はローンで古巣S・リスボンへ加入。ここまでリーグ戦で15試合3得点、チャンピオンズリーグ(CL)では5試合4得点を記録。

 昨季はユナイテッドでリーグと国内カップ、CLとを合わせても計14試合で2得点だった。出場機会を得たことでかつてのフォームを取り戻しつつある。

 それでもルイス・ファン・ハール監督の構想には入らずに放出が濃厚となっているが、ネックとなるのはナニの給与面。

 現在ナニは週給10万ポンド(約1770万円)を受け取っていると報じられており、これが獲得を狙うクラブにとって大きな足かせとなりそうだ。

 選手本人は「クラブは僕の価値をわかってるはずだし、僕に残って欲しいと思っている」とコメントするなど、残留を望んでいる。

 ユナイテッドは来季も大金を投じて補強に動くと予測されている。ナニのほか、イギリスメディアが再三報道しているダレン・フレッチャーやアンデルソン、ウィルフリード・ザハ(現在はクリスタル・パレスへローン中)、アンデルス・リンデゴーら出番のない選手の放出が噂されている。

【了】

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