W杯で対戦したブラジルとチリ【写真：Getty Images】
2014年のブラジルワールドカップ（W杯）、ベスト16で対戦したブラジル代表とチリ代表。
圧倒的な優勝候補としてグループAを1位で勝ち抜けたブラジルと魅力的な攻撃サッカーを披露し、スペインを抑えてグループBを2位で勝ち上がったチリの一戦は延長戦でも決着がつかず、1-1のままPK戦にもつれ込む激戦となった。最終的にはPK戦を3-2で制した開催国ブラジルが、ベスト8への切符を手にした。
その両者が3月29日、今度はイングランドの地で再び激突することになった。会場はプレミアリーグ・アーセナルの本拠地エミレーツ・スタジアムに決定したと、30日にアーセナルが公式ウェブサイトで発表している。
チリ代表の主力選手、FWアレクシス・サンチェスは今季からアーセナルの一員となった。ブラジル戦では同点ゴールを決めたが、PK戦では2人目のキッカーとして登場し、失敗しているだけに”ホーム”での再戦には強い思い入れがあるはずだ。バルセロナで同僚だったネイマールとの再会にも注目が集まる。
アーセナルの最高責任者であるイヴァン・ガジディス氏は「アーセナル・フットボール・クラブの一同は、注目度の高いこの試合を開催できることに誇りを持っています」と、喜びのコメントを残している。
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