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韓国、ア杯準Vも地元メディアはチームを絶賛「サプライズ招集選手とエースが全てを変えた」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ソン・フンミン【写真:Getty Images】

【韓国 1-2 オーストラリア アジア杯決勝】

 現地31日に行われたアジア杯の決勝で、韓国代表は1-2でオーストラリア代表に競り負けた。韓国の現地メディアは代表チームが優勝を逃したファイナルをどのように報じているのだろうか。

 『MKスポーツ』のイ・サンチュ記者は「グレード」(成績)は“A”」と題し、シュティーリケ監督の手腕を絶賛。「情熱がある指揮官のもとで韓国サッカーは変わることができる。優勝できなかったことは心残りだが、現在の韓国のレベルを考えれば最高の結果」と敗北したにもかかわらず、奮闘したチームを称えた。

 また、『ベストイレブン』のサン・ビュンハ記者は「ゲームマネージメントは勝利者にふさわしいものだった」と機転の良さや強いリーダーシップを発揮した同監督の統率力を賛辞した。

 普段あまり取り上げられない一部の選手たちもスポットライトを浴びた。『聯合ニュース』のドン・チャン記者は「シュティーリケコリアの王子たち」と表し、FWイ・ジョンヒョプとGKキム・ジンヒョンの活躍について言及。「代表チームに縁が浅い両選手は、多くのサッカーファンにとって馴染みのない名前だろう。しかしながら、サプライズ招集だった2人が全てをポジティブな方向へ変えた」と彼らに対する高い期待値を表現した。

 『聯合ニュース』のチョイ・ソンア記者はMFソン・フンミンを「(センセーショナルと掛け)“ソン”セーショナル」や 「(クリスティアーノ・ロナウドと掛け)“ソン”ナルド」と呼び、「55年ぶりの王者にはなれなかったが、(後半終了間際に同点弾を決めた)彼の存在感は韓国の人々に印象付けた」とエースの活躍を手放しで褒め称えた。

 最後に、韓国で全体の80%を占めるポータルサイト『ネバー.com』では「ありがとう、チャ・ドゥリ」が試合後最も検索されたキーワードに。これは今大会を最後に代表引退する同選手が全ての人々に愛されていたことや、大会自体が多くの国民の関心を引きつけてことを示した。

【了】

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