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リバプールが悪童の今季プレミア初ゴールでトッテナムとの乱打戦を制する

text by 編集部 photo by Getty Images

リバプールが悪童のプレミア初ゴールでトッテナムとの乱打戦を制する
トッテナムに勝利したリバプールイレブン【写真:Getty Images】

【リバプール3-2トッテナム プレミアリーグ第25節】

 イングランド・プレミアリーグ第25節が現地10日に行われ、リバプールがホームでトッテナムと対戦した。

 ともにローカルダービーの激闘から中3日。リバプールはエバートンとスコアレスドローを演じた一方、トッテナムは新星ケインの2得点でアーセナルに逆転勝利した。地元ライバルとの大一番で明暗が分かれた両チームだが、欧州CL出場権獲得へ負けられない一戦が続く。

 先制したのはホームのリバプール。15分、カウンターを狙ったGKミニョレがFWスターリッジを目掛けてロングパスを送ると、相手のクリアミスを拾ったMFマルコビッチがエリア内へ持ち運び左足シュート。一旦はGKが触ったもののボールはゴール右に吸い込まれ、幸先の良いスタートを切る。

 だがトッテナムもすぐに同点に追いつく。26分、中盤で細かくショートパスを繋ぐと、最後はエリア内でフリーな状態を作るケインのもとへ。右足を振り抜いたボールは相手GKの股間を抜き、今季リーグ13得点目を挙げた。

 リバプールは前半アディショナルタイム、MFイベの突破から生まれたこぼれ球をスターリッジがヒールで狙うも、ポストに嫌われ得点ならず。前半は1-1で終えた。

 後半が始まると、リバプールがまず決定機を迎える。53分、エリア内右で仕掛けたスターリッジがDFローズに倒されPKを獲得。MFジェラードが落ち着いてネットを揺らし、勝ち越しに成功した。

 しかし、トッテナムも喰らい付く。61分、MFエリクセンのFKを相手GKが弾いたところに詰めていたケインが中央へ折り返すと、最後はMFデンベレが胸で押し込み、再び試合は振り出しへ。

 試合が決まったのは83分。途中出場のMFララナが中央へグラウンダークロスを送ると、エリア内で待つFWバロテッリが右足で合わせ今季プレミア初ゴール。リバプールはこの試合三度目のリードを奪った。

 試合はこのままのスコアで終了のホイッスルを迎え、ホームチームが勝ち点3を獲得。これでリバプールはトッテナム相手にリーグ戦5連勝となった。

 リバプールは次節アウェーでサウサンプトンと対戦。トッテナムはホームにウェストハムを迎える。

【了】

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