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負傷抱えるA・サンチェス、ヴェンゲルは体調を危惧「本来の姿ではなかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

負傷抱えるA・サンチェス、ヴェンゲルは体調を危惧「本来の姿ではなかった」
アーセナルのA・サンチェス(左)とヴェンゲル(右)【写真:Getty Images】

 アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は前節レスター戦でのFWアレクシス・サンチェスについて「本来の姿ではなかった」とコメント。選手のコンディション面を心配しているようだ。15日のイギリス『BBC』が報じている。

 A・サンチェスはハムストリングを負傷していた影響で、7日に行われたトッテナムとの”ノースロンドンダービー”(1−2でアーセナルが敗戦)を欠場。翌節のレスター戦では先発出場したが、今度はひざを痛めて68分にオリビエ・ジルーとの交代でピッチを後にした。

 ヴェンゲルはチリ代表FWのパフォーマンスについて「彼はこれまでのようなインテンシティーを持っていなかった。本来の彼の姿ではなかった」と評している。

 A・サンチェスはひざを蹴られ、その痛みから大事を取って途中交代となったようだ。「彼のひざは腫れあがっていて、上手く動かすことが出来ない。だけど蹴られただけだ。他には何もない」

 15日に予定されているFAカップ5回戦のミドルスブラ戦に出場するかは不明だが、監督も「もし日曜日に間に合わなくても、来週には復帰するだろう」と話しており、重傷でないことを明かした。

 今季のA・サンチェスはリーグ、チャンピオンズリーグ、国内カップ戦合わせて32試合出場で18得点(内リーグ戦12得点)、加入1年目ながらチームをけん引。とはいえ、今月からチャンピオンズリーグも再開され、アーセナルはモナコとの決勝トーナメント1回戦が控えているだけに、ヴェンゲルとしても無理をさせたくはないところだろう。

【了】

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