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セルティック、後半ラストの劇的弾でインテルと引き分け

text by 編集部 photo by Getty Images

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セルティックが後半ラストに追いついた【写真:Getty Images】

【セルティック3-3インテル EL決勝トーナメント1回戦1stレグ】

 ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦1stレグが現地時間18日に行われ、セルティックとインテルが対戦した。

 負傷中の長友佑都が欠場となったインテルは、4分に早速先制する。左サイドからクズマノビッチが浮き球で裏へ通すと、抜け出したシャキリが難しいダイレクトボレーを放つ。これはGKに弾かれるも、跳ね返りを自ら押し込んだ。

 開始早々にアウェイゴールを奪ったインテル。13分には、CKの流れから最後はパラシオが落ち着いて決めて2-0とした。

 しかし、失点後もアグレッシブに戦っていたセルティックがチャンスを作る。24分、右サイドを崩すとマシューズが深い位置から折り返す。これをアームストロングが押し込み1点差。すると直後の25分、ゴール前にボールが上がるとカンパニャーロがオウンゴールを献上。セルティックがあっという間に同点に追いついた。

 その後は一進一退の戦いとなったが、45分にインテルが勝ち越し点を奪う。後方からのフィードにパラシオが抜け出すも、GKの守備範囲。しかし、これをゴードンがまさかのファンブル。こぼれをパラシオが難なく決めた。

 前半だけで3-2という打ち合いは、インテルのリードで折り返した。

 後半も互いに攻撃の姿勢を強める。セルティックは右サイドのマシューズがいい攻め上がりを見せるなど起点になる。ビトンも遠目から際どいシュートを放つなど惜しいシーンを作った。

 インテルは、シャキリが前半同様に攻撃にアクセントをつけ、決定的な仕事をしてやろうという気持ちが見られた。

 得点に動きがないまま推移していたが、アディショナルタイムにドラマが待っていた。ヘンダーソンが裏へのパスを通す。これを受けた途中出場のグイデッティが強烈なシュートを突き刺す。セルティックが土壇場で引き分けに持ち込み、1stレグを終えた。

【了】

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