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バルサ、練習グラウンドを「ティト・ビラノバ」と命名

text by 編集部 photo by Getty Images

バルサ、練習グラウンドを「ティト・ビラノバ」と命名
ティト・ビラノバの名前は永遠に残され、受け継がれていかれる【写真:Getty Images】

 バルセロナは20日、トップチームが練習を行っているグラウンド1面を、正式に「Campo Tito Vilanova(ティト・ビラノバ・グラウンド)」と命名した。クラブ公式HP上で発表している。

 ティト・ビラノバ氏は2008年からジョゼップ・グアルディオラ監督をアシスタントとしてサポートしていたが、2011年11月に耳下腺の悪性腫瘍が見つかって手術を受けた。

 その後、一旦は回復して2012-13シーズンからバルセロナの監督に就任する。しかし、2012年12月に腫瘍が再発。チームはリーガ最多勝ち点記録に並ぶ圧倒的強さでリーグ優勝を果たしたが、ビラノバ氏はシーズン終了後に健康上の理由から監督を辞任した。

 そして翌年4月24日、容態が急変して緊急手術を受けたが、翌日45歳の若さでこの世を去った。

 バルセロナはビラノバ氏の功績を称え、グラウンドの名前として永遠にクラブに残されることとなった。

 トップチームの選手たちは20日にさっそく「ティト・ビラノバ・グラウンド」で初練習を行い、22日のマラガ戦に向けて士気を高めている。

【了】

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