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ブスケッツ、レアルが引き分けるも「我々の考えは何も変わらない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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セルヒオ・ブスケッツ【写真:Getty Images】

 バルセロナのMFセルヒオ・ブスケッツは2日、記者会見で勝ち点差2に縮まった首位レアル・マドリーとの直接対決と、4日に行われるビジャレアルとのコパ・デル・レイ(国王杯)準決勝2ndレグについて言及した。

 マドリーとの勝ち点差を縮めたバルセロナは、クラシコで首位奪還を目指しているが、ブスケッツは「まだその前に2試合ある。我々にとって決定的であって欲しいけど、現在はコントロールできない様々な条件に依存している」と、落ち着いた姿勢を見せた。

「不利な立場にいるのは分かっているから、マドリーの躓きを活かそうとしている。我々の考えは何も変わらない。どの試合も勝ちにいかねばならない」

 マドリーに逆転の余地を与えなかったビジャレアルと対戦するバルセロナ。ブスケッツはこの試合の難しさを強調するも「我々はアドバンテージが多少あるし、彼等はゴールを決める為に攻めに出ざるを得ない。後ろに引きこもりはしないだろうから我々にとっては好都合」と、冷静に分析した。

 なお28日に3-1で制したグラナダ戦の後、ルイス・エンリケ監督やMFイバン・ラキティッチはピッチコンディションを批判していたが、ブスケッツは「我々がグラナダでプレーした条件の下で他チームを見てみたい。あの状態のピッチでのプレーは簡単ではない」と、両者と同じ意見を述べた。

 自身の現状にも言及した。今季はセンターバックとボランチをこなす同僚のMFマスチェラーノが脅威かと聞かれた際「脅威ではない。チームにとってポジティブ。皆がチームにとって最善策を求めている」と、チーム内の競争を歓迎した。

【了】

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