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ヴァンフォーレ甲府、2015年補強診断。最重要課題の守備強化。攻撃はブラジルトリオのフィット次第

text by 編集部 photo by Asuka Kudo / Football Channel

補強と総合力それぞれの診断結果

ヴァンフォーレ甲府、2015年補強診断。最重要課題の守備強化。攻撃はブラジルトリオのフィット次第
ヴァンフォーレ甲府 2015シーズン予想フォーメーション

補強評価 D-
センターバックの手薄感は否めず

 やはり佐々木、青山が抜けたCBは不安なポジションだ。渡邉ら新加入選手だけでなく、昨季は5試合の出場に留まった畑尾大翔も、シーズン開始から高いパフォーマンスを見せる必要がある。

 攻撃に関しても新加入のブラジル人選手たちがどれだけフィットできるかにかかっている。彼らがチームに順応するまでは既存戦力の働きが重要になる。

総合力診断 E+

 城福浩前監督はチームの状況を見極め、その度に最も有効な戦い方を実行し、J1残留を勝ち取って来た。今季もそうした現実的な戦いを見せなければならないだろう。

 樋口監督は、横浜F・マリノスでは高い位置でボールを奪うことで主導権を握ろうとした。これまで甲府が積み重ねてきたものに、新指揮官がどのようなアレンジを加えていくのか、注目だ。

【了】

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