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慢性の怪我に苦しむD・コスタ、シーズン終了後に手術か。クラブと代表は代役に期待

text by 編集部 photo by Getty Images

慢性の怪我に苦しむD・コスタ、シーズン終了後に手術か。クラブと代表は代役に期待
チェルシーに所属するスペイン代表のMFジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】

 イングランド・チェルシーに所属するスペイン代表のFWジエゴ・コスタが、今シーズン終了後に手術を行う見通しだ。

 D・コスタは、22日に行われたハル・シティとの一戦で、後半途中にハムストリングの負傷で途中交代した。同選手は約一年前から筋肉に慢性的な怪我を抱えており、ユーロ予選を戦う代表とリーグタイトルを狙うクラブの試合にどれほど出場できるか不安視されている。

 英紙『デイリー・メール』によれば、D・コスタはすでにロンドン市内でメディカルテストを受けたようだ。チェルシーのチームドクターは、近日中に手術をする考えには反対しており、シーズン終了後の処置を勧めているという。

 また、現地月曜(23日)にはスペインサッカー連盟の関係者に怪我の状況を報告する予定。一方、スペイン代表を率いるビセンテ・デル・ボスケ監督は、同選手の離脱に備え、マラガのFWファンミを代役として招集した。

 同試合でD・コスタの代わって途中出場し、決勝ゴールを挙げたFWロイク・レミは「ディエゴがこのチームでナンバー1であることは理解している。だが、私もここでハードなトレーニングを続けているし、試合に出れば最後まで戦える精神力も備えている。(ジョゼ・)モウリーニョ監督は私を必要としているし、ゴールが奪えるようベストを尽くしていくよ」とエースの離脱が今後の戦いに影響しないことを強調した。

 ハル・シティに勝利したチェルシーは次節、ホームでストーク・シティと対戦。また、スペイン代表は27日にウクライナ代表とユーロ予選を、31日にオランダ代表と国際親善試合を戦う。

【了】

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