【日本 2-0 チュニジア　国際親善試合】

　日本代表は27日、大分でチュニジア代表と対戦し、岡崎慎司と本田圭佑のゴールで勝利を収めた。

　この試合で約2年ぶりの代表復帰を果たした槙野智章は試合後、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の手腕を絶賛した。

　就任直後の代表合宿ということで準備不足も指摘されていたが、ハリルホジッチ監督は事前の分析を踏まえて日本の課題を的確に指摘したという。

　槙野はその課題について「メンタル、それはすごく言っていますね。自信、メンタル、そしてフィジカル」と話す。

　一方で「そこをもっともっと高めていかないといけないし、高めていけるからこそ、そう言ってくれている」とポジティブに捉えている。

　そして臨んだチュニジア戦に2-0で勝利。試合後のハリルホジッチ監督の様子を槙野は「非常にびっくりしたと。こんな短い期間でこれだけの要求に応えられたというのは喜んでました」と語った。

「僕たちに伝えてくれていることというのは本当にわかりやすくて、僕たちもそれが体現できている」と短期間ながらチームは“自信”を手にしたようだ。

　槙野はハリルホジッチ監督のスタイルが「日本人、僕らにとってやり方は合っている」とし、一般に報じられている厳しさや緻密さを歓迎している。

　その裏で「一体感とかファミリーというのはよく言ってくれます。グラウンド上では監督と選手だけども、グラウンドから離れると友達だ、と」と監督の意外な一面も明かした。

【了】