マンチェスター・ユナイテッドがまたしても大金で選手を獲得しようと試みているようだ。英紙『メトロ』が13日に伝えた。

　かつてユナイテッドでプレーするも、アレックス・ファーガソン監督の下で出場機会を得られずに不満を抱き、フリーでユベントスへ新天地を求めたMFがいた。

　その選手はイタリアで出番を得ると急速に成長を遂げ、瞬く間に世界的な名手としての地位を築き上げた。

　名前はポール・ポグバ。フランス代表でも主力として活躍する同選手には様々なビッグクラブからの関心が伝えられ、常に移籍の噂が飛び交っているが、ユナイテッドは5400万ポンド（約95億円）の移籍金に加えてロビン・ファン・ペルシを譲渡することで強奪しようとしている。

　今夏再び大型補強と戦力入れ替えを目論むイングランドの赤い悪魔は、低調なプレーに終始するベテランストライカーを放出しようと動いており、インテルやユベントス、フェネルバフチェなどが移籍先の候補に挙がっている。

　そこで、かねてよりポグバ復帰を狙っていたユナイテッドは取引にオランダ代表FWを含めることを考えたようだ。

　ポグバは自身への信頼を感じられずにユナイテッドを出ているが、大金を積まれて復帰を決断するのか、他クラブへ移るか、それともユベントスに忠誠を誓うか。移籍市場の動向に目が離せない。

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