【ディナモ・キエフ 1-1 フィオレンティーナ EL準々決勝 1stレグ】

　ヨーロッパリーグ（EL）準々決勝1stレグが現地時間の17日行なわれ、フィオレンティーナはアウェイでディナモ・キエフと対戦した。

　両チームのスターティングメンバーは以下。

ディナモ・キエフ（4-2-3-1）
GK：オレクサンドル・ショフコフスキ
DF：ダニーロ・シウバ、エフゲン・ハリチェディ、アレクサンダル・ドラゴビッチ、ヴィトリーノ・アントゥネス
MF：セルゲイ・シドルチュク、セルゲイ・リバルカ
　　 アンドリー・ヤルモレンコ、ヴィタリー・ブヤルスキ、イェレマイン・レンス
FW：ウカシュ・テオドルチュク

フィオレンティーナ（4-3-3）
GK：ネト
DF：ネナド・トモビッチ、ステファン・サビッチ、ゴンサロ・ロドリゲス、マルコス・アロンソ
MF：マティアス・フェルナンデス、ミラン・バデリ、ボルハ・バレロ
FW：モハメド・サラー、マリオ・ゴメス、ホアキン・サンチェス

　10分すぎから徐々にフィオレンティーナがポゼッションを高めていく。13分にはカウンターからサラーが約60mをドリブルで持ち上がり、左サイドのサンチェスがシュートを放つも相手DFに阻まれた。

　すると24分、立て続けにサラーのドリブルで攻めこまれたキエフの左サイドバックアントゥネスが負傷してしまう。替わりにDFドマゴイ・ヴィーダが投入される。

　その後も圧倒的にフィオレンティーナペースで試合が進むが、意外な形でキエフが先制する。36分、左サイドからレンスがシュートを放つと相手DFに当たってコースが変わり、ループ気味のボールはそのままゴールネットに吸い込まれた。

　そのまま前半は1-0で終了。キエフリードでハーフタイムを迎える。

　後半も引き続きフィオレンティーナがボールを保持するも、キエフの最後の守備を突破できない。

　追いつきたいフィオレンティーナはホアキンに替えてMFファン・マヌエル・バルガスを投入する。終盤にはゴメスに替えてFWクマ・ババカル、バレロに替えてアルベルト・アクイラーニを投入する。

　すると試合終了間際の92分、途中出場のババカルがゴールを決める。右サイドからのクロスの混戦から、最後はオーバーヘッド気味にボレーを決めた。

　このゴールでフィオレンティーナが1-1とアウェイで引き分けを手にした。フィオレンティーナホームの2ndレグは現地時間の23日に行なわれる。

【得点者】
36分 1-0 レンス（キエフ）
92分 1-1 ババカル（フィオレンティーナ）

【了】