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FA杯準決勝敗退のロジャース監督「ビッグゲームのメンタルが不十分」

text by 編集部 photo by Getty Images

FA杯準決勝敗退のロジャース監督「ビッグゲームのメンタルが不十分」
リバプールを率いるロジャース監督【写真:Getty Images】

 リバプールは19日に行われたFAカップ準決勝でアストン・ビラと対戦した。

 リバプールはFWフィリッペ・コウチーニョの得点で幸先良く先制するも、FWクリスティアン・ベンテケとMFファビアン・デルフのゴールで逆転されてしまい、1-2で敗戦した。同クラブは今季、キャピタル・ワン・カップでも準決勝でチェルシーに敗れ、2大会でファイナル進出を逃している。

 英メディア『スカイ』でリバプールを率いるブレンダン・ロジャース監督は「ビッグゲームで良いプレーをするためには勇敢さや大胆さが必要だ。今日の試合ではそのメンタルが不十分だった。我々は会場の雰囲気やエネルギーに少し飲まれてしまったかもしれない。若い選手たちには起こり得ることだ。

 我々にもいくつかチャンスはあったが、正直に言って、今日は相手の方が良いプレーをしていたと思う。ここ数試合は期待外れに終わってしまっている。我々は間違いなく向上する必要があるだろう。このチームは成長期だ。この経験が今後生きることを望む」とコメント。

 また、3試合の出場停止から復帰した、今季限りでチームを退団するMFスティーブン・ジェラードについては「チームを助けるためにできる限り尽くしてくれた。彼自身のプレーは良かったと思う。我々は集団的に戦うことが十分にできなかった」と話した。

 リバプールはFA杯で3季ぶりの決勝進出はならず、シーズン無冠がほぼ確実となった。

【了】

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