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モウリーニョ監督、会見遅刻の広報担当にドッキリ仕掛ける。結果は…

チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、24日に行われた記者会見に遅れて登場した広報担当のスティーブ・アトキンス氏にドッキリを仕掛けようとして失敗した。同日の英テレビ局『BBC』などが報じた。

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Getty Images

モウリーニョ監督、会見遅刻の広報担当にドッキリ仕掛ける。結果は…
ジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、24日に行われた記者会見に遅れて登場した広報担当のスティーブ・アトキンス氏にドッキリを仕掛けようとして失敗した。同日の英テレビ局『BBC』などが報じた。

 記者団の前に先に姿を現したモウリーニョ監督は、「彼なしで始めよう」という記者の問いかけに、「いや、待とう」と答えて少し考え込むと、「スティーブが来たら、みんな去るようにしよう。記者会見はそこでおしまいだ」と、微笑みながら提案し、笑いを誘った。

 その後、アトキンス氏は1分が経過しても姿を見せず、モウリーニョ監督が退屈そうに机を叩いてリズムを取り始めると記者から「あなたから我々に質問はある?」と冗談を言われ、再び会場は笑いに包まれた。

 約2分が経過してようやくアトキンス氏が姿を現すと、モウリーニョ監督は手を振りながら席を立ち、記者団も拍手で見送ろうとしたが、勘の鋭い広報担当に「分かるよ」と見破られ、ドッキリに失敗した。

 なお、32節を終えて首位を走るチェルシーは26日に敵地で勝ち点10差の2位アーセナルと『ロンドンダービー』を戦う。

【了】

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