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開始5分で失点のマンU、CL本戦出場へ向けて痛い連敗

text by 編集部 photo by Getty Images

開始5分で失点のマンU、CL本戦出場へ向けて痛い連敗

痛い連敗となったユナイテッド【写真:Getty Images】

【エバートン 3-0 マンU プレミアリーグ第34節】

 イングランド・プレミアリーグ第34節が現地時間26日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはアウェイでエバートンと対戦した。

 前節首位チェルシーに敗れたユナイテッド。前日にマンチェスター・シティが勝利したことで再び暫定4位となっていた。チャンピオンズリーグ(CL)本戦出場のためには負けられない。また、同日に行われるアーセナルとチェルシーの結果次第では、アーセナルが1試合少ないものの直接対決を残しており、2位浮上も見えてくる。

 対するエバートンはしばらく勝ち星に見放され、順位は12位と振るわない今季だが、ここ5戦は負けなしと調子を取り戻してきている。

 その調子の良さを表すかのように開始5分。右サイドをカウンターで突破したエバートンは、中央へクロス。これは戻ったDFにはじかれるも、こぼれ球を拾ったマッカシーがPA内に切れ込み、粘ってゴール。ホームのエバートンが先制する。

 開始早々に失点を許したユナイテッドは、その後ポゼッションを高めエバートンを攻め立てる。しかし、同点ゴールは生まれず、逆にカウンターで何度かピンチを迎える。

 それでも両チーム得点が生まれないまま迎えた35分。エバートンは右からのCKをストーンズが頭で合わせ、ボールはクロスバーに当たりながらもゴールへ。追加点を奪うことに成功した。

 ユナイテッドはどうにか得点を奪おうと試みるが、結局前半は0-2で折り返した。

 まずは1点を返したいユナイテッドは後半、フェライニに代えてファルカオを投入。それでも、エバートンディフェンスを崩せず、得点は生まれない。63分にはマタに代えてディ・マリアを投入し、さらに攻撃の変化を試みる。

 1点が遠いユナイテッドは74分。右からのサイドチェンジで裏に抜け出たミララスにそのままゴールに流し込まれ、3点目を奪われてしまう。

 3点のビハインドとなったユナイテッドは、87分に負傷から復帰後、初めてメンバー入りしたファン・ペルシを投入。しかし、点差は縮めることが出来ず試合は3-0でエバートンが勝利した。

 敗れたユナイテッドは4位のままで、CL本戦出場へ向けて痛い連敗となってしまった。

【得点者】
5分 1-0 マッカーシー(エバートン)
35分 2-0 ストーンズ(エバートン)
74分 3-0 ミララス(エバートン)

【了】

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