バルセロナ戦に向けて意気込むDFジェローム・ボアテング【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのDFジェローム・ボアテングが現地時間4日、記者のインタビューに答え、その内容を同クラブは公式サイトに掲載した。
インタビューにはDFハビ・マルティネスと共に答え、おもに6日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準決勝のバルセロナ戦についてを語っている。
先発のCB(センターバック)の候補でもある二人だが、ボアテングは「お互い助け合うことがカンプノウでは特に重要だ」と、コンビを組むことが濃厚とされるマルティネスとの連携の重要性を指摘した。
そして、バルセロナのネイマール、ルイス・スアレス、リオネル・メッシの強力な攻撃陣を「我々を待ち受けているのは信じられないような攻撃陣だ。我々は一つのチームとして対応しなければならない」と、警戒。さらに「重要なのは、全員で守備をして、全員で攻撃すること」と、何度もチームで戦う必要性を説いている。
強力な攻撃陣に目が行きがちだが、「フォワードだけではない。バルセロナはチーム全体が世界トップレベル」と、総合的にも素晴らしいチームであることを認めている。
その強敵との一戦を前に多くのけが人を抱えているが「自信を胸に敵地へ乗り込む」と、今いるメンバーでやれると信じている。
DFBポカール(ドイツカップ)準決勝で負傷したチーム得点王のFWロベルト・レバンドフスキについても言及。同日、フェイスガードを着用し、練習を行っており「ロベルトに不安はない。試合までにはマスクに慣れるだろう」と、出場に問題ないことを明かしている。
ポカールで敗れ3冠の夢は絶たれたバイエルン。ボアテングはカンプノウでの一戦が難しと理解しつつ、「我々はFCバイエルンだ。何かを得るためにそこへ向かう。何としても決勝戦に進出したい」と、”ホーム”ベルリンの決勝戦進出に向けて意気込んでいる。
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