かつてユベントスでチャンピオンズリーグ（CL）優勝を果たしたマルチェロ・リッピ氏が、現ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ監督を自身と重ねている。11日、イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じた。

　同氏はラジオ内のインタビューで「アッレグリの中に自分をみることがあるよ」と語っている。

「彼の具体性と広い視野は好きだよ。そして、既に機能していたチームに無理に触らず、選手たちに彼らがどこまで辿り着けるかを理解させた思慮深さが気に入っている」

　ユベントスは12年前にリッピ氏が成し遂げた決勝進出の再現を懸けて、今週レアル・マドリーと戦う。同氏は「MFポール・ポグバとGKジャンルイジ・ブッフォンを先発出場させなければいけない」とアドバイスした。

「注意深くいる必要がある。この1年はマドリーにとって幸せなものとはいえなかったが、彼らにとってCLは最後に残ったものだ」

　マドリーを警戒するリッピ氏だが最後に「重要なことは、チームが偉大な成長をみせたことだよ」と締めくくっている。

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