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ロナウドのネパール寄付は誤報だった? 報道された国際NGO団体が明かす

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Getty Images

ロナウドのネパール寄付は誤報だった? 報道された国際NGO団体が明かす
クリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

 国際NGO団体『セーブ・ザ・チルドレン』は、レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが大地震で被害を受けたネパールへの支援として同団体に送ったと報じられた700万ユーロ(約9億5000万円)の寄付金報道が誤報であったことを明らかにした。14日の英紙『ガーディアン』などが報じた。

 セーブ・ザ・チルドレンで国際大使を務めるロナウドの寄付金報道はフランス誌『ソーフット』が発信したことで全世界に広まったが、同団体は公式サイトで次のような声明文を発している。

「ロナウドは国際的視点から声を発し、ネパール地震の影響を受けた子供たちをはじめ、世界中の恵まれない子供たちが抱える問題についての意識を高めてくれました」

「ネパール地震を受けてロナウドがセーブ・ザ・チルドレンに寄付を行ったという情報は誤報です」

「ネパールにさらなる被害をもたらした2度目の地震の後、NGOはロナウドをはじめとした影響力のある著名人たちによる同地震に対する国際意識の向上を促した支援に感謝します」

 現在30歳のロナウドは、2013年から同団体の国際大使を務めており、他にもユニセフ(国連児童基金)やワールド・ビジョン(国際NGO団体)といった国際支援団体に協力している。

【了】

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