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エバートン、親善試合優先でEL予選は指揮官不在? 監督「若手で挑む」

text by 編集部 photo by Getty Images

エバートン、親善試合優先でEL予選は指揮官不在? 監督「若手で挑む」
エバートンのロベルト・マルティネス監督【写真:Getty Images】

 エバートンはヨーロッパリーグ(EL)に出場した場合、予選は指揮官不在で挑むようだ。14日、英紙『ミラー』が伝えた。

 UEFAによるフェアプレーランキングで2位となったイングランド。これによりEL出場枠が1枠与えられ、国内フェアプレーランキング1位のクラブにEL出場権が与えられる。

 現在イングランドのフェアプレーランキングは1位がリバプール、2位がウェストハム、3位がエバートンとなっている。リバプールはリーグ順位によってEL出場権を獲得することが濃厚となっており、ウェストハムかエバートンにEL権が付与される可能性が高い。

 しかしながら、エバートンの指揮官ロベルト・マルティネス監督は、仮にエバートンがEL権を獲得したとしても指揮官と主力不在で予選を戦うと主張している。なぜなら、EL予選が行なわれる7月16日は既にエバートンはシンガポールでの親善試合の開催が決定しているからだ。

「我々は親善試合の計画は変更しない」

 マルティネス監督はこのように言い切った。同紙の報道ではエバートンは主力と指揮官をシンガポールに残し、親善試合に参加しなかった若手主体のチームでEL予選に挑むとされている。

 今季欧州大会で苦戦を強いられ、来季のドイツにUEFAカントリーランキングで2位の座を奪われることが確定しているプレミアリーグ。17-18シーズンにはセリエAに抜かれ4位となる可能性も高まっている。来季はUEFAポイントにおいて“勝負の年”となるプレミアリーグだが、果たしてエバートンの判断は吉と出るのだろうか。

【了】

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