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新エースを探すリバプール、マンCのバルカンコンビに関心

text by 編集部 photo by Getty Images

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ステバン・ヨベティッチ(左)とエディン・ジェコ(右)【写真:Getty Images】

 マリオ・バロテッリやリッキー・ランバートらに代わる新たなストライカー獲得を狙うリバプールは、国内のライバルに狙いを定めたようだ。

 英紙『デイリー・メール』が18日に伝えたところによれば、マンチェスター・シティのエディン・ジェコとステバン・ヨベティッチが候補に挙がっている。

 ボスニア・ヘルツェゴビナの英雄である前者は、昨季まで3シーズン連続二桁得点を達成していたにも関わらず、今季は出場機会に恵まれず。ここまでリーグ戦わずか22試合の出場にとどまり、4得点しか挙げられていない。

 ヨベティッチはシーズン前半こそ好パフォーマンスを見せていたものの、徐々にトーンダウンすると、冬に加入したウィルフリード・ボニーに押し出される形でチャンピオンズリーグ決勝トーナメントのメンバーから外された。

 クラブでの待遇改善を望む両者は、今夏シティを離れると見られている。ジェコにはユベントス、ローマ、トッテナム、バルセロナ、ドルトムントといったビッグクラブからの関心が伝えられており、2100万ユーロ(約28億円)の値札がついている。

 一方のヨベティッチは、インテルが期限付き移籍での獲得を望んでいるようだが、シティに安売りする気は一切ない。2013年に3000万ユーロ(約41億円)かけて引き抜いた才能を手放すには、大きな損失を出すような値引きには応じない構えだ。

 リバプールがバロテッリらをそれなりの額で売却に成功した場合、払えない額ではないが、失敗した時のために次善の策も用意されている。アストン・ビラのクリスティアン・ベンテケと、降格したバーンリーのダニー・イングスがその候補だ。

 前線の得点力不足に泣かされて思うような結果が残せなかったリバプール。来季は新たな得点源とともに再び飛翔を目指す。

【了】

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