マンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍したガリー・ネビル氏は、英国史上最高額で移籍したアンヘル・ディ・マリアが、オールド・トラフォードで成功すると信じている。

　5970万ポンド（約112億1000万円）でレアル・マドリーから移籍したディ・マリアは、今季3得点10アシストを記録しているが、3月に行われたFA杯アーセナル戦以降スタメン出場は果たせていない。

　ネビル氏は『スカイ・スポーツ』で、「ユナイテッドにはウィングが必要だ。アシュリー・ヤングはファンタスティックなシーズンを送った。ファン・マタはこの数ヶ月はとてもうまくやったが、ウィングとして適切な選手ではない」と語り、「ディ・マリアがどうなるかも興味深いだろうね。実際、私は選手としてのディ・マリアを信じている。マドリーで彼を何度も見てきたが、素晴らしいレベルのパフォーマンスだったはずだ」と期待を寄せた。

　また、同氏はレアル・マドリーがユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアに興味を示していることにも言及した。

「彼らは以前もアグレッシブだった。マドリーが獲得に動くなら、契約が残り1年のためユナイテッドは決断しなければいけない。今季のデヘアの調子を考えれば、私はずっと彼の残留を願っていた。だが、メディアでこれほど騒がれていれば避けられないことなのかもしれないね」

　一方、『サンデー・タイムズ』によればユナイテッドはマドリーが2013年に8600万ポンド（約161億6000万円）という金額でトッテナムから獲得したガレス・ベイルを、当時の金額を上回る金額のオファーを送ると報じている。

　ネビル氏は「マンチェスター・シティ、チェルシー、アーセナル、リバプールとすべてのクラブがベイルを望んでいる。だから、もし選手をマドリーに渡すなら、デ・ヘアの代わりにベイルの獲得を試みるのは意味があることだと思うよ」と述べている。

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（※）本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。