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インテルとローマが今季大爆発のスペイン人FWに興味も、代理人は接触を否定

text by 編集部 photo by Getty Images

インテルとローマが今季大爆発のスペイン人FWに興味も、代理人は接触を否定
ジェノアで才能を開花させたイアゴ・ファルケ【写真:Getty Images】

 今季加入したジェノアで13得点を挙げ、一気にブレイクしたスペイン人FWイアゴ・ファルケに早くも移籍の噂が浮上している。

 ファルケは幼少時はレアル・マドリーからバルセロナへの禁断の移籍を経験し、18歳でユベントスに加入するも花開かず。その後は期限付き移籍などでビジャレアル、トッテナム、サウサンプトン、アルメリア、ラージョ・バジェカーノなどを渡り歩いてきた元有望株だ。

 そんな渡り鳥に興味を示しているのは、インテルとローマだという。19日、伊メディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』が報じた。

 しかし、代理人を務めるオスカル・フォント・カルメ氏は、『FCインテルニュース』でインテルからの接触を否定している。

 カルメ氏によれば「イアゴはジェノアで満足しているし、あと3年の契約がある。だが、オファーがあればクラブとともに評価することになるだろう」と、ファルケも移籍に前向きのようだ。

 そして「明らかにインテルは大きな目標だろう。我々は偉大な歴史を持つ国際的なビッグクラブであるインテルについて話しているんだ」と、強豪への挑戦にも意欲を示している。

 しかし、「今は何も接触はない。繰り返しになるが、イアゴにはここでの契約があり、彼を買おうと試みるすべてのクラブは、まずジェノアと話すことになる」と、オファーの存在を否定した。

 現在セリエAで6位につけているため、本来ならヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得できるが、書類の提出遅れによってヨーロッパのカップ戦出場に必要なUEFAライセンスが発行されておらず、現状ではELに出場できない。

 カルメ氏は「ELは彼自身の力を証明するために素晴らしい大会だ」と認めているが、「もし出場できなかった場合、他の選手たちは別の道を考えるだろうが、イアゴにとってそれは問題ではない」と、ヨーロッパのカップ戦出場権が移籍の判断材料にならないことを強調した。

【了】

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