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マランダのために。独杯決勝に臨むヴォルフスブルク、事故死した選手の背番号入りユニフォーム着用へ

text by 編集部 photo by Getty Images

マランダのために。独杯決勝に臨むヴォルフスブルク、事故死した選手の背番号入りユニフォーム着用へ
今年1月に交通事故で亡くなったジュニオール・マランダ【写真:Getty Images】

 ドルトムントは、30日に開催されるDFBポカール(ドイツ杯)決勝で今季限りでの退任が決まったユルゲン・クロップ監督のために勝利を捧げたいと考えているが、ヴォルフスブルクにも絶対に負けられない理由がある。

 ヴォルフスブルクは、ベルリン・オリンピア・シュタディオンで開催される決勝戦で「背番号19」がプリントされたユニフォームを着用すると発表した。

 この背番号は、今年1月に20歳の若さで交通事故によりこの世を去ったジュニオール・マランダが背負っていたものである。マランダの死が伝えられた直後、クラブは家族や友人に哀悼の意を表している。

 マランダの死後、最初に迎えたリーグ戦では首位バイエルンを4-1で下したヴォルフスブルク。シーズンの最後にマランダへ勝利を捧げたいと考えているはずだ。

【了】

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