元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールトは、2015/16シーズンのリーガエスパニョーラ昇格を決めたベティスへの加入が目前となっている。15日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

　カールスルーエとの入れ替え戦の末に来季のブンデスリーガ残留を決めたハンブルガーSV（HSV）は4日、ファン・デル・ファールトの退団を正式に発表していたが、元オランダ代表の新天地はスペインになりそうだ。同紙によれば、既に14日にスペイン入りし、本日のメディカルチェックで問題がなければ火曜日にも正式発表の見込みだ。

　ベティスはセグンダ・ディビジョン（スペイン2部）を首位でシーズンを終え、2季ぶりの1部昇格を決めていた。

　元レアル・マドリーのファン・デル・ファールトは、自身の母親の故郷であるカディス（3部相当、来季からは2部に昇格）でのプレーを希望していたが、約120km離れたセビージャの街にあるベティスでプレーすることになりそうだ。

　ファン・デル・ファールトには古巣アヤックスやMLSのクラブも興味を示していた。

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