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スコラーリ新体制の広州恒大、ブラジル代表MFパウリーニョと合意か

text by 編集部 photo by Getty Images

スコラーリ新体制の広州恒大、ブラジル代表MFパウリーニョと合意か
トッテナムに所属するMFパウリーニョ【写真:Getty Images】

 中国スーパーリーグの広州恒大淘宝足球倶楽部が、トッテナムに所属するブラジル代表のMFパウリーニョ(26)の獲得に迫っているようだ。

 コリンチャンスでコパ・リベルタドーレス初優勝とクラブW杯世界一に輝いたパウリーニョは、2013年夏に移籍金1700万ポンド(約33億円)でイングランドのトッテナムへ加入。入団初年度は主力扱いだったが、マウリシオ・ポチェティーノ監督が就任した2014-15シーズンはカップ戦要員となり、出場機会が減少していた。

 大手メディア『ESPN.com.br』によれば、広州恒大と今月4日に2年半の契約を結んだルイス・フェリペ・スコラーリ監督が、代表で共に戦ったパウリーニョの獲得を希望したようだ。記事では同選手とクラブは既に基本合意に達し、契約内容を詰める段階まで来ていることが報じられている。移籍金は約1000万ポンド(約20億円)が支払われる見通し。

 広州恒大には既にブラジル人選手4名(レネ・ジュニオール、アラン、エウケソン、リカルド・グラール)が在籍しており、パウリーニョの他にベンフィカで今季20得点を挙げたジョナスの加入も取り沙汰されている。

 同クラブはAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝で柏レイソルとの対戦が決まっており、ブラジル国籍選手を中心とした大型補強は日本勢にとって脅威となるかもしれない(1stレグは8月25日に柏ホームで、2ndレグは9月15日に広州で開催予定)。

【了】

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