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ヴァラン、イスコ、ネイマール…。リーガエスパニョーラで躍進した11人のヤングスター

2014/15シーズンも閉幕したリーガエスパニョーラ。今年も多くの若手選手がピッチで輝きを放った。では、その中から特に目立った活躍を見せたのは誰だったのだろうか。23歳以下の選手でベストイレブンを選出した。

text by 編集部 photo by Getty Images

GK・DF

ヴァラン、イスコ、ネイマール…。リーガエスパニョーラで躍進した11人のヤングスター
ヘロニモ・ルジ【写真:Getty Images】

GK:ヘロニモ・ルジ(レアル・ソシエダ/1992年5月20日生まれ)
昨夏、下部組織で育成した母国アルゼンチンのエストゥディアンテスから加入したルジは、リーガ後半戦でバルセロナやレアル・マドリー相手に好セーブを披露し、欧州の強豪クラブから関心を集めている。190㎝の高身長を活かしてハイボールにも長けているルジは、並外れた動体視力や瞬発力が特徴である。22試合27失点、内6試合は無失点となっている。
 

ヴァラン、イスコ、ネイマール…。リーガエスパニョーラで躍進した11人のヤングスター
スコドラン・ムスタフィ【写真:Getty Images】

DF:スコドラン・ムスタフィ(バレンシア/1992年4月17日生まれ)
2014年ブラジルW杯では、ドイツ代表の右サイドバックとして活躍。ベテランCBオタメンディと共に、2回のリーグ優勝とヨーロッパリーグ(EL)制覇に貢献したアジャラとマルチェナの屈強の壁を思い出させた。やや荒削りでファウルの多さが目立つ時もあるが、一級品のスピードとアジリティーを備える。33試合4ゴールと、セットプレーでのゴール嗅覚も持ち合わせている。
 

ヴァラン、イスコ、ネイマール…。リーガエスパニョーラで躍進した11人のヤングスター
ラファエル・ヴァラン【写真:Getty Images】

DF:ラファエル・ヴァラン(レアル・マドリー/1993年4月25日生まれ)
13年に手術した右膝を治したヴァランは、相次いで負傷したペペやセルヒオ・ラモスの穴を埋めることに成功し、27試合に出場。ジダンのお墨付きなだけあって、高さや強さ、速さなどのCBに求められるあらゆる能力を高い次元で発揮する。ポルトガルとスペイン代表CB2人がいる中、僅か22歳でマドリーでの4シーズン目を迎えた。
 

ヴァラン、イスコ、ネイマール…。リーガエスパニョーラで躍進した11人のヤングスター
ダニ・カルバハル【写真:Getty Images】

DF:ダニ・カルバハル(レアル・マドリー/1992年1月11日生まれ)
スピードと果敢な攻め上がりを活かしてベテランであるアルベロアからレギュラーの座を奪ったマドリー下部組織出身の右サイドバック。課題だった守備も改善しつつ、スペイン代表ではアトレティコ・マドリーの右SBフアンフランとスタメンを争っている。来季はマドリーが獲得したブラジル代表のダニーロと壮絶なレギュラー争いを繰り広げるだろう。
 

ヴァラン、イスコ、ネイマール…。リーガエスパニョーラで躍進した11人のヤングスター
ホセ・ルイス・ガヤ【写真:Getty Images】

DF:ホセ・ルイス・ガヤ(バレンシア/1995年5月25日生まれ)
マンチェスター・ユナイテッドのMFフアン・マタが、先に去っていった先輩のダビド・ビジャやダビド・シルバの穴を埋めた様に、ガヤはバルセロナとバイエルンへ移籍したジョルディ・アルバやフアン・ベルナトの後釜として文句なしのパフォーマンスを示した。先輩達同様、電光石火の如く左サイドを走る姿はマドリーの関心も集めたが、5月に2020年まで契約を延長した。
 

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