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ミラン、新旧GKと契約延長。ラミはセビージャ移籍が決定

text by 編集部 photo by Getty Images

ミラン、新旧GKと契約延長。ラミはセビージャ移籍が決定
ミラン3選手の去就が決定【写真:Getty Images】

 ミランに所属する3選手の去就が決定した。1日、クラブ公式サイトにて発表されている。

 同クラブは新旧GKとの契約延長を発表している。37歳のGKクリスティアン・アッビアーティとは2016年6月まで1年間契約を延長し、22歳の若手GKガブリエウとは2018年まで延長した。

 アッビアーティは98年にミランに加入。その後ユベントス、トリノ、アトレティコ・マドリーへのレンタル移籍を経て2008年から同クラブに所属している。近年は常に正守護神としてゴールマウスを守り続けてきたが、昨季GKディエゴ・ロペスの加入によりバックアッパーに転落。それでもプロフェッショナルな態度でチームに貢献し続けていることがクラブの評価を大きく高めた。

 また、ガブリエウは昨季2014-2015シーズンにセリエBのカルピへレンタル移籍。すると39試合に出場し、正GKとして同クラブのセリエA昇格に貢献した。今季もカルピを候補筆頭にいずれかのクラブにレンタル移籍となるとみられており、より経験を積んでの成長が期待されている。

 一方でDFアディル・ラミはセビージャへの移籍が決定した。1日、同クラブは公式サイトでミランとの合意を発表した。4年契約となる。同選手は前指揮官であるフィリッポ・インザーギ監督への批判をメディアに明かし、クラブとの関係が破綻していた。

 アンドレア・ベルトラッチ、ホセ・マウリの獲得とようやく補強戦略が進んできたミラン。既存戦力の人員整理も進み、さらなる戦力強化を行なうことはできるのだろうか。

【了】

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