コパ・アメリカで優勝を逃したアルゼンチン代表のメッシ【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシは、代表でのプレー続行について真剣に悩んでいるようだ。スペインサッカーTV番組『エル・チリンギト』のバルセロナ担当キム・ドメネク記者が7日に伝えている。
今季バルサで三冠を達成したメッシはアルゼンチン代表としてコパ・アメリカ優勝も狙っていたが、決勝まで辿り着くもPK戦の末にチリ代表に敗れてしまった。しかし、現地ではチームの大黒柱として決勝進出に貢献しながらもPKによる1得点で大会を終えたメッシに対する批判の声が少なくない。
メッシは昨年のブラジルW杯決勝に続いてコパ・アメリカ優勝を逃した哀しみに浸っているが、敗戦の戦犯扱いされるなど母国からの批判にも限界まで来ているようだ。
バルセロナでは4度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝や7度のリーグ優勝に貢献しているが、母国では未だに栄光を手にしていない。
バルササポーターの中にはメッシは代表でビッグタイトルを獲得できなくても既にマラドーナを超えているという意見もあるが、アルゼンチン国民は反対の意見を主張している。
アルゼンチン代表で102試合に出場したメッシは、28歳にして白と水色のユニフォームを脱いでしまうのだろうか。
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