フランスのリーグ1に属するパリ・サンジェルマン（PSG）は、移籍金6000万ユーロ（約80億4000万円）でマンチェスター・ユナイテッドのMFアンヘル・ディ・マリアを獲得する寸前だと仏紙『ル・パリジャン』が9日に伝えている。

　ディ・マリアは4年から5年契約でPSGと合意に達したと同紙は伝えているが、正式に発表されるのは7月末だと言う。なお年俸については明確に記していないが、チームの中でも最も高い給与を与えられるそうだ。

　この移籍が実現した場合、昨夏ディ・マリア獲得にレアル・マドリーに7500万ユーロ（当時約105億円）支払ったユナイテッドは、1500万ユーロ（約25億円）の損失を負うことになる。

　鳴り物入りでユナイテッドに加入し、伝統の背番号「7」を背負ってプレーしたディ・マリアだが、期待されていたパフォーマンスを示すことはできなかった。

　33試合で4得点12アシストを記録したが、シーズン終盤にはルイス・ファン・ハール監督が描く構想の中心ではなくなり、ベンチスタートが続いていた。

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