アーセナルは17日、フランスU-21代表のFWヤヤ・サノゴ（22）が、アヤックスに期限付き移籍することを発表した。期限は2016年6月30日までの1年間。

　コートジボワール人とマリ人の両親をもつ191cmの長身ストライカーは、2013年夏にに母国オセールからアーセナルに移籍。昨冬にクリスタル・パレスに半年間のローンで加入するも、プレミアリーグ10試合（先発3）で無得点に終わっていた。

　アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は、サノゴがオランダの名門クラブに移籍することについて、「プレーすることが必要だ。負傷を抱えて戻ってきたが、体調は万全になったし、準備はできている。アヤックスにとって素晴らしい契約になると確信しているよ。あそこではチャンピオンズリーグをでプレーする機会もある。良い経験になるだろう。彼にとって素晴らしいシーズンになることを望んでいる」と、異国での成長に期待を寄せた。

　なお、アヤックスでは、アーセナルのレジェンドでヴェンゲル監督の教え子であるデニス・ベルカンプ氏がアシスタントコーチを務めており、サノゴは一定の出場機会が与えられることが見込まれている。

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