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岡崎の同僚にはならず? アランギスがレスター移籍を否定「ドイツへ行きたい」

text by 編集部 photo by Getty Images

岡崎の同僚にはならず? アランギスがレスター移籍を否定「ドイツへ行きたい」
チャルレス・アランギス【写真:Getty Images】

 チリ代表チャルレス・アランギスは岡崎のチームメイトになるのだろうか。英『スカイ・スポーツ』はレスターが所属元のインテルナシオナルとクラブ間で移籍合意に至ったと報じていた。しかし、本人の意思は全く違うところにあるようだ。

 アランギス本人がブラジルメディア『グローボ・エスポルチ』のインタビューに応じ、現在の心境を語っている。

 恥骨の痛みで離脱中のチリ代表MFは自身がヨーロッパへ移籍する可能性が高いと認めた。しかし、心はレスター移籍に向いていない。

「正直なところ、僕は(レスターに関する話を)今まで何も知らなかった。このオファーは会長のところに来ているのだろう。イングランドやレスターへ行かないか、という話は誰からもされていない。僕が聞いたのはレバークーゼンの代理人の話だけだ。彼は(レバークーゼンへ)移籍を望むかと聞き、僕は『もちろん行きたい』と答えた」

 移籍先を選ぶのに給料の額は関係ないと語るアランギスだが、クラブの格は重要視している。「レバークーゼンの方がいいチーム。より注目を浴びる舞台で戦える」と述べ、「レスターへ行くことはない。レバークーゼンからオファーをもらっていて、ドイツへ行きたい」と明確にブンデスリーガ挑戦の意思を表明した。

 チリのコパ・アメリカ制覇に大きく貢献した26歳は、同胞のアルトゥーロ・ビダルが飛躍のきっかけを掴んだチームへの移籍を夢見ている。「レバークーゼンは常にタイトルを争うチーム。移籍はチャンピオンへの第一歩だ」と野心を隠さない。

 退団したエステバン・カンビアッソの後釜を探すレスターにとって、アランギス獲得失敗は大きな痛手となりそうだ。

【了】

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