イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティは7日、マヌエル・ペジェグリーニ監督（61）との契約を2017年6月まで延長することを発表した。

　2013年夏にロベルト・マンチーニ監督（現インテル）の後任としてシティの指揮官に就いたペジェグリーニ監督は、就任初年度にリーグ最多得点の攻撃サッカーでプレミアリーグとリーグカップの二冠を達成。しかし、2年目となった昨季はシーズンを通して安定感を欠き、チェルシーに8ポイント差をつけられて2位で終戦した。そのため、シティは今夏にバイエルン・ミュンヘンからジョゼップ・グアルディオラ監督を引き抜くのではと取り沙汰されていた。

　ペジェグリーニ監督はクラブの公式サイトを通じ「マンチェスター・シティを指揮できることは私の誇りであり、契約延長できたことを非常に嬉しく思う。このクラブでは全てのレベルにおいて質の高い選手とスタッフに恵まれている。現在は新シーズンの開幕に向けて集中しており、これからも素晴らしいファンの期待に応えていきたい」とコメント。

　また、クラブのCEOであるフェラン・ソリアーノ氏は「我々はマヌエル・ペジェグリーニ監督と新しい契約を結べたことを喜んでいる。彼はこの2年間でチームを大きく成長させてくれたため、新シーズンでもさらなる飛躍を期待している。マヌエルはこの契約延長によって国内とヨーロッパの両方でタイトルを獲得するという目標に専念できるようになるだろう」と喜びを語った。

　なお、シティはコーチングスタッフとも同様に契約延長を行なったことを併せて発表している。

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