プレミアリーグ開幕戦から2試合連続で勝利を逃している昨季王者のチェルシーは、つい先日ペドロ・ロドリゲスの獲得に成功して移籍市場の話題を独占した。しかし、それだけでは満足していないようだ。

　英紙『エクスプレス』は21日、チェルシーがユベントスのMFポール・ポグバ獲得に移籍金8600万ポンド（約165億円）という超高額オファーを提示したと報じた。

　今季からユベントスの10番を背負う男に対し、高額オファーで攻勢をかけるようだが、ジョゼ・モウリーニョ監督は週末のウェストブロムウィッチ戦を前にした記者会見で「ユベントスの選手については話したくない。夏の間、アッレグリがオスカルとラミレスについて話していたのは知っている。だが同じことはしたくない」と具体的な関心について明言を避けた。

　しかし、「人々は『移籍市場』と呼ぶだろうが、私は『機会市場』と呼んでいる。ウィンドウが開いている間、常に選手を獲得する機会がある」と、ペドロのような新たな大物獲得の可能性が残されていることを示唆している。

　ペドロ獲得ではわずか24時間の交渉で競合するマンチェスター・ユナイテッドを見事に出し抜いたチェルシー。今度は移籍金の額で世界中の度肝を抜いてくれるのだろうか。

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