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エース久保は無得点も存在感発揮。U-15代表候補合宿で最後のテストマッチ

text by ジュニサカ編集部 photo by Hiroyuki Sato

最後のテストマッチとなったU-15代表候補合宿。エース久保は無得点も存在感発揮
U-15日本代表候補の久保建英【写真:佐藤博之】

 今月24日から千葉県内で合宿中のU-15日本代表候補は28日、ジェフユナイテッド千葉U-16とU-15の親善試合を勝利で終え(4-1、45分×3本)、5日間のトレーニングキャンプを終えた。

 今回のトレーニングキャンプにはFC東京U-15むさしの久保建英ら28名が参加。9月からモンゴルで行われるAFC U-16選手権予選の最後の選考テストとともなった。

 2日前には、インターハイ準優勝の市立船橋高との練習試合(45分×3本)で2-7と大敗を喫していただけに、この日行われたジェフ戦では選手たちが奮起。「前回は点がとれなかったので、今日はとにかく点をあげることを考えていた」と語った、中村敬斗(三菱養和SC巣鴨ジュニアユース)が2得点をあげる活躍を見せ、トータルスコア4-1で勝利した。

 一方、飛び級で招集されている注目の久保は2試合ともノーゴールに終わったものの、随所で存在感を発揮。トップ下や左右両サイドでプレーし、多くの局面でチャンスをつくった。

 チームを率いる森山佳郎監督は「こういった生き残りをかけた合宿で、自分の良さを出せることは大切なこと。今日はとくに一人ひとりがハードワークをしたり、ゴールに向かう姿勢も徐々に出てきたり、チームとして切磋琢磨できたことがよかった」と合宿の手ごたえを感じていた。

 今後、代表メンバーは23名に絞られ、9月12日からのAFC U-16選手権に臨むことになる。

【了】

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