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多国籍軍レアル、ベティス戦の先発メンバーで“前代未聞”の記録を達成

text by 編集部 photo by Getty Images

多国籍軍レアル、ベティス戦の先発メンバーで“前代未聞”の記録を達成
レアル・マドリーはベティス戦の先発メンバーが記録に【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのベティス戦に先発したメンバーたちが「前代未聞」として話題になっている。スペイン紙『マルカ』が31日付けで報じている。

 同紙によると、5-0で大勝したベティス戦の先発メンバーには異なる国籍の選手が9人おり、先発メンバーでの異なる国籍の選手が8人であった1996/97シーズンの記録を超えた。

 さらに、当時との違いは先発11人の中のスペイン人の数である。少なくとも3人いた当時に対し、ベティス戦で先発したスペイン人はDFセルヒオ・ラモスのたったの1人であった。

 さらに下部組織出身の選手がひとりもいないのも、1964年以来初の事態である。マドリーには必ず自らの下部組織出身の選手が先発メンバーに入っていたが、半世紀たってついに記録が途切れた。

ベティス戦の先発メンバーと国籍は次の通り。

GK:ケイラー・ナバス(コスタリカ)
DF:ラファエル・ヴァラン(フランス)
DF:セルヒオ・ラモス(スペイン)
DF:マルセロ(ブラジル)
DF:ダニーロ(ブラジル)
MF:トニ・クロース(ドイツ)
MF:ルカ・モドリッチ(クロアチア)
MF:ガレス・ベイル(ウェールズ)
MF:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
MF:ハメス・ロドリゲス(コロンビア)
FW:カリム・ベンゼマ(フランス)

【了】

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