【イタリア】バロテッリ、2度目のミランデビュー

　セリエA第3節にして早くも行われミラノダービーで、マリオ・バロテッリは自身2度目となるミランデビューを果たした。

　1度目は2013年2月のウディネーゼ戦。シティから加入したバロテッリはこの日2ゴールを挙げ、最高のデビューを飾った。バロテッリは翌シーズン終了後にリバプールへ移籍。しかし、これまでの“悪童”ぶりが収まることはなく、チームから干されてしまった。

　そこに救いの手を差し伸べたのが古巣ミランだ。「問題行動を起こせば即契約打ち切り」という条件で復帰したバロテッリは早速スピード違反で捕まるという、ある意味“らしい”スタートを切ったが（ミランの契約にスピード違反は契約打ち切り条件に入っていなかったためお咎めなし）、ダービーでは上々のプレーを見せる。

　62分にカルロス・バッカとの交代で483日ぶりにサン・シーロのピッチに立つと、積極的な姿勢でポスト直撃のミドルシュートを放つなど随所に存在感を発揮。

　チームは0-1で敗れはしたが、不調のミランにおいて今後の再ブレークを感じさせた。