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シュート14本で枠内2本、8得点も2戦のみ。生産性の悪さを露呈する“固め打ち”のロナウド

リーガエスパニョーラ第6節、レアル・マドリーはマラガと対戦。ホームでの試合で、今季未勝利の相手という大量点も見込める試合で、結果はまさかの0-0。エース、クリスティアーノ・ロナウドは14本のシュートを放ちながら、枠内はわずか2本にとどまっていた。

text by 海老沢純一 photo by Getty Images

ベンゼマは4本のシュートで枠内3本

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クリスティアーノ・ロナウドは14本のシュートを放ったが・・・【写真:Getty Images】

 支配率71.1%:28.9%、パス成功本数555本:199本、アタッキングサードでのパス本数258本:68本、チャンスメイク数26回:7回、クロス本数57本:19本、1対1回数22回:12回、シュート本数31本:12本、結果0-0。

 前節ビルバオ戦から中2日、ホームのサンチャゴ・ベルナベウにマラガを迎えたレアル・マドリー。相手は今季2分け3敗といまだ未勝利、76分以降は1人多い状態。

 マドリーにとっては勝利だけではなく大量得点も確実視できる一戦で、得たものは勝ち点1のみだった。この説明のつかないような結果の中で、やはり気になるのはクリスティアーノ・ロナウドだ。

 クリスティアーノ・ロナウドのスタッツを見てみると、シュート14本、ボールタッチ51回、パス30本、チャンスメイク3回、クロス2本、1対1回数1回となっている。

 まず、14本というシュート本数は両チーム最多。しかも、次点がイスコの5本。圧倒的なトップだ。ところが、枠内シュートに絞ると、わずか2本。ベンゼマは4本のシュートで3本を枠内に飛ばしている。

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