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メッシ不在で“MSN”の一角が崩れたバルサ、代役は20歳のカンテラ出身コンビに

text by 編集部 photo by Getty Images

メッシ不在で“MSN”の一角が崩れたバルサ、代役は20歳のカンテラ出身コンビに
ムニル・エル・ハッダディ(左)とサンドロ・ラミレス(右)【写真:Getty Images】

 エースのFWリオネル・メッシが負傷離脱したことにより、“MSN”と呼ばれるFWネイマール、FWルイス・スアレスとのトリオのひとりが欠けることになるバルセロナだが、下部組織出身の若手2選手がトリオ形成のための穴を埋める候補となりそうだ。

 28日付けのスペイン紙『マルカ』は、FWムニル・エル・ハッダディとFWサンドロ・ラミレスがその候補となると伝えている。

 負傷者が続出し、FIFAからの未成年獲得違反による制裁のため来年1月まで新たに選手登録が出来ないバルセロナで、現在プレー出来る攻撃陣はムニルとサンドロのみであり、そのふたりのどちらかがメッシの代役を務める可能性が高い。

 両選手ともすでに昨季数回トップチームに呼ばれプレーしており、ゴールも決めている。今季から正式にトップチームに昇格したばかりの20歳のコンビだが、いきなり大役が回ってきたことになる。

 ふたりの中では、すでにスペインA代表デビューも飾り第6節ラス・パルマス戦でメッシと交代出場して2ゴールに絡んだムニルに分があるが、ルイス・エンリケ監督の頭の中にはシステムの変更もあるようだ。

 第4節のレバンテ戦で、ムニルとサンドロはネイマールと3トップを形成し、ともにフル出場している。ムニルはバルサのトップチームで公式戦通算20試合1得点4アシスト、サンドロは18試合4得点を記録している。

 果たして2人の“カンテラーノス”(下部組織出身選手)はチームに貢献することが出来るだろうか。

【了】

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