“前哨戦”EL・PAOK戦、香川ら5人ギリシャに帯同せず。トゥヘルの手腕問われる

ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節、ドルトムントはアウェイでギリシャのPAOKサロニキと対戦する。しかし、中2日で控えるのはバイエルンとの大一番。トーマス・トゥヘル監督は香川真司ら主力5人を帯同させないことを選択した。

2015年10月01日(Thu)11時19分配信

text by 本田千尋 photo Getty Images
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ローテーションが問われる試合

“前哨戦”EL・PAOK戦、香川ら5人ギリシャに帯同せず。トゥヘルの手腕問われる
トーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】

 2015年9月29日、バイエルン・ミュンヘンは圧巻のフットボールでディナモ・ザグレブを一蹴した。DFラインをセンターサークルの前に押し上げ、クロアチア王者を圧倒する。5-0。欧州チャンピオンズリーグのグループFを2連勝した。ブンデスリーガでボルシア・ドルトムントをホームに迎える、5日前のことだ。

 ドルトムントは10月1日にアウェイでPAOKサロニキと対戦する。ヨーロッパリーグのグループC第2節を、ギリシャで戦う。ミュンヘンで行われるバイエルン戦の3日前のことである。

 9月30日付の『シュポルトビルト』誌は、来たるバイエルン対ドルトムントを「トゥヘルの最初の決戦」と記した。サロニキ戦は、その前哨戦ということになる。

 もちろん、サロニキ戦はELの重要な試合であり、ゲームの価値はバイエルン戦に劣らない。どちらも90分間だ。前節ダルムシュタット戦の後で、香川真司は「まずはヨーロッパリーグのことを考える」と言葉を残した。

 しかし同時に、香川も「意識せざるを得ない」と言うように、次に控えるバイエルンを度外視してサロニキとの90分間に臨むのは得策ではない。「決戦」に向けての猶予は、バイエルンが中4日であるのに対して、ドルトムントは中2日である。バイエルンはCLをホームで戦った。ドルトムントはELをアウェイで戦う。

 要するに、BVBにとってサロニキ戦は、選手のやり繰り=ローテーションが問われる試合、ということだ。

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