本田圭佑【写真:Getty Images】
イタリアサッカー界への不満やクラブ運営に対する批判的な発言でミランとの関係が悪化したと伝えられている日本代表FW本田圭佑に、リーガ・エスパニョーラ参戦の可能性が浮上している。スペインの移籍市場専門メディア『fichajes.net』が伝えた。
ヌーノ・エスピリト・サント監督の下、開幕から7試合を終えて9位と低迷しているバレンシア。チームに中盤と前線をつなげる“リンクマン”の役割を果たせる人材がいないことが課題に挙げられており、本田の名前が獲得候補に挙がった。
ミランは今季ヨーロッパのカップ戦に出場していないため、バレンシアが仮にチャンピオンズリーグ(CL)で決勝トーナメントに進んでも本田であれば途中加入でも起用することができる。
また、バレンシアはシンガポール人実業家のピーター・リム氏がオーナーを務めており、本田の獲得でアジア市場へのアピールを強化したいと考えているようだ。
本田にとってはCLでプレーできるチャンスを手に入れることができ、スペインで活躍すれば念願のレアル・マドリー移籍も近づくかもしれない。ミランとの契約は2017年まで残っているが、果たして移籍は実現するだろうか。
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